艶やかに鮮やかに

蒼い星の海翔けるグライド

”Defiled”

午前5時手前です。おはようございます。

 

前回のブログにて勝手に佐久間大介くんがけものフレンズを見ているような文章を書きましたが、

本当にけものフレンズを見ていて驚きました。ネタのつもりだったのに。

君は金髪で身軽なフレンズなんだね!すごーい!

 

そして私が参考資料として出したショルダーキーボードも

長妻怜央くんが使用していたものと同一だったようです。だから売り切れてたのか?

 

さて、4/6に戸塚祥太出演「Defiled」を観劇して参りました。

キャパが200人の劇場かつ幕が開けて間もないということもあるので、

ここから下に感想を書かせてもらおうかなと。

※ラストシーンにまで言及しているので閲覧にはご注意下さい。

 

一言で言うならば、戸塚祥太は末恐ろしい」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず、とっつー演じるハリー・メンデルソンが守ろうとしている

「目録カード」とはなんぞや、と。調べましたよ。流石のWikipediaさん。

 

図書館において蔵書目録の作成は必須の作業であり、かつては「図書目録カード」と呼ばれる書誌情報・所在情報を記載した紙のカードを書名順、著者名順、分類順に並べカードボックスに収めていた。 

 

とのこと。

実際、舞台のセットにも目録カードが入った棚があります。

そして、彼が勤める図書館で、その目録カードを廃止しようという流れになります。

 

この目録カードによる書誌情報・所在情報を機械が読み取れる形に変形、蓄積し、蓄積されたデータを検索するための検索プログラムやメインコンピュータとの通信ネットワークを備えたものが、OPACである。機械可読目録ではカード目録や冊子体目録といった紙媒体よりも情報が多く、そのために、多彩な検索を可能にしている。

 

ほうほう。

時代の流れってやつですね。

ちなみに、私が生まれた年(1991年)には既に目録カードは衰退の一途を辿っていたようです。

確かに、小学校の図書室で借りた時に、本の裏表紙に貼られていた

「図書カード」に記憶はあるけど、「目録カード」は記憶に無いなあ。

 

 

観劇して思ったのはまず、「Defiled」の意味を軽く考えすぎていたなと。

公式サイトにはこう記載があります。

 

ディファイルド ― 気高く、神聖なものが汚されること

 

これを見たとき、何かの比喩なのかなあ?と思ってました。

しかしながらそんな事は無かった。痛いくらいに「Defiled」という単語が刺さる。

 

他の人にとっては「目録カード」なんて既に古臭くてナンセンスなのかもしれない、

けれども、古いなんて絶対に言わせない。ましてやそれを無くすだなんて。

幼い頃から本を愛し(愛していたというより崇拝している気がする)、

司書として10年間働いてきて、これも比喩でも何でも無く、

彼の全てが図書館にあった、それなのに……という所から舞台がスタート。

 

もしかしたら戸塚祥太史上最高に難しい役なんじゃないかと、見ているこっちが

心配になるくらい。

そりゃあ2時に寝て4時に起きることにもなるわ。納得。

数ページ規模の台詞の長回しなんて何箇所も出てくるし、冒頭から汗だく。

どっかの塚田さんみたいに汗を滴らせてまくしたてる彼は、

今までの舞台ともコンサートとも違う気迫を纏っている気がします。

ほんと、何回も汗が舞台の床に落ちるのを見た。首筋の汗がライトに反射するのも。

更に驚くべきはそれが全て肉眼で見える距離だってことだけどな。

 

ハリーの狂信的な部分と頭のキレの良さが絶妙なバランスで、

彼の不安定さとか、追い詰められている心情とか、本を崇拝する気持ちが

200人あまりの客席に洪水のように押し寄せてくるんですよ。

もう、水面で口をパクパクさせている魚のような気分。上手く呼吸が出来ない。

それくらい勢いのある演技、掛け合い。

「飲み込まれる」ってこういうことなのか…と圧倒されっぱなしでした。

勝村さんの演技は勿論素晴らしいけど、食らいついてハリーを演じてる

とっつーやっぱり凄い。末恐ろしい。君にしか出来ないよ。

1時間40分の公演が終了したあと、会場が少しの間静かだったのも印象的。

斜め横のおじいちゃん(割と偉い人っぽい)は参った、というような手振りをしていた。

ほんとそれな、おじいちゃん。

 

トーリーについては、これは勝村さんがパンフで言っているんですけど

何も解決せずに終わります。

という一文そのものなんですよね。ほんと、救いのない話。

結局ハリーは目録カードと共に自爆することを選ぶし。

ブライアンは多分助かったんでしょうね。そうであって欲しい。

ブライアンの気持ちを思うとやるせないけど、彼が無事であることを望むのが

Defiledにおける最後の希望です。

そのぐらい救いが無い。

 

ラストシーンの、拳銃で自分の腹を撃った時の

とっつーのヒューヒュー苦しそうな声が辛すぎて泣けてくる。

あの場面にとっつーの本気を見た。苦しいけど、好きな部分です。

 

自分の思想は、ジャンヌダルクガンジーと規模は違えど、同じくらい気高いものだと。

もしかしたら手段が荒っぽいだけで本当にそうなのかもしれないなあ。

 

あ、会話劇なので、要所要所に笑える部分もありますよ。ご安心を。

ちゃんと笑っていい場所なので!!!安心して笑って!!!

ブライアンの奥さんの「アンタ…寝ている時も交渉してるのね…♥」と、

息子がゲイかもしれないって悩むのが好きです。

ちなみにハリーは1時間40分一切笑わない。口角を上げることはあれど。

というかハリー、言葉の数が膨大すぎて基本断片でしか残ってない。

紙媒体の起源から話し始めるから恐ろしい。活版印刷の下りは少し覚えてます…

 

あの、私、IT関連の職業なんですよ。

なので尚更考える部分があったりして。

こういう職業やってる人って、もちろんデジタル最高!IT最高!みたいな人もいるんですけど、

意外と紙を大事にしたり、書くことを大事にしてる人って多くて。

(どっちかというとデジタル最高とか言ってるのは重役のほうが多いくらい)

私もそういう部分無くしちゃいけないなと。

普段全部PCで完結するので、漢字を思い出すのに時間が掛かってきてるんですよね…

ほんと良くない。アナログ、大事。

 

救いのない話だからこそ「Defiled」の意味が強く刺さる、そんな皮肉。

素晴らしい舞台だなって思いました。率直に。

あんな狭い空間での舞台、誤魔化しも何も効かないですよ。

それでも成立しているのは、勝村さんととっつーだからこそなんだと思います。

こんな考えさせられる舞台はコインロッカー・ベイビーズ以来2作目ですね。

万人受けするストーリーではないけど、私は凄い好きな舞台です。

当日券取れたらもう1回見てきます。

 

 

 

 

 

 

 

しかしまあ、とっつーが近すぎて溺れそうです。

私、通路横だったんですよ。そこをとっつーが通るんですよ。

本気で死ぬかと思った。

デフォルトで5mくらいなのにどんどん距離を詰められてしまってパニックもいい所だよ!!

プラス、指を指してこっち向いて喋るシーンがあったもので、

あっこれはアカン奴だと。戸塚祥太は私を殺しに来ている。

ほんと顔面が綺麗。国宝。ブレない。美しい。すごい。

Defiledを読み解くには語彙力が必要なのに、とっつーの顔面を見ると語彙力が下がるしんどさ。

2ヶ月前のReboot!!!お渡し会以来のとっつーだったので、

なんか近くにいることが普通に感じてしまって危ないです。

ここまでの距離って中々無いぞ!!思い出せ自分!!!!!

でも顔面美しくて眼福!!!最高!!!ずっと瞳孔開きっぱでした!!!好き!!!!!

 

 

お粗末さまでした。